「御上先生」は未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実に、一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーです。
「御上先生」第四話では、御上の衝撃の授業が生徒29人の心を動かし、生徒が文科省を相手に問題提起をし、文科省に大きな影響を与えたのでした。
また謎の人物”倭建命”のメッセージから、黒幕は隣徳学院の古代理事長で本当の目的について少しずつ明かされるようになってきました。
この記事では、印象的なシーンをもとに「御上先生」の第四話の考察をしてみました!(本文中にネタバレを含みます。)
「御上先生」第4話のネタバレ考察
ここからは第四話のなかで印象的なシーンを見ながら順番に考察していきます。
考察① 黒幕は隣徳学院の古代理事長?

是枝(吉岡里帆)が第3話で送られてきたメッセージについて御上に話すシーン。
隣徳はくにのまほろば
このくにに平川門より入りし者たち数多あり
お前の不正をわたしは観ている
倭建命
是枝によれば、”まほろば”は”真秀ろば”と書くようで、隣徳学院の古代真秀理事長(北村一輝)のことなのではと疑い始めます。
隣徳に不正なルートで入った者が数多くいて、古代理事長がそれを主導していた?のではと考えられます。
古代理事長はじつは黒幕である可能性が高いです。
考察② 槙野(岡田将生)が訪れたお墓は誰のお墓?


槙野が病室を訪れ、何者かの自殺を目撃するシーン。
この部屋に入院していた患者が飛び降り自殺をしたというショッキングな出来事があったようです。
お墓で槙野が花を供え手を合わせるシーンがあり、この自殺した患者のお墓であると考えられます。
自殺した人は、槙野とどういう関係なのでしょうか。
現在の御上と同じように、教育を変えようと動いたものの自死を選択せざるを得なかった文科省の同僚の可能性が高いです。
その人のことを御上に重ねているようにも考えられます。
考察③ 文科省に対する御上の本当の狙いは?

隣徳祭で3年2組の教科書検定に関する展示に、文科相の滝沢副大臣と槙野が視察にくるシーン。
嘘の企画書で学校に通していた生徒たちは、当日は本物の企画展示を実施。
どうして日本では教科書検定が必要なのか、教科書検定は誰のためにあるものなのかを、生徒たちが突きつける展示内容でした。

文科省に対する痛烈な批判とも思われる展示に文科相の滝沢副大臣はご立腹の様子。

そして報道部の神崎がその展示について副大臣に取材をするという、学校全体を巻き込んだ出来事になったのです。
同行していた槙野も動揺しており、御上がしたことに対し半信半疑の様子。
生徒たちの心を動かし、行動に移させた御上の真の狙いは、文科省への教育改革に対する問題提起だったと考えられます。
考察④ 謎の人物「倭建命」から届いたメッセージの意味は?

隣徳祭の教科書検定に関する展示が大成功に終わり、達成感に溢れる生徒たちとは反対に、溝端主任は怒りを隠せない様子。
そこにまた一枚のFAXが届いたのです。
我は平川門より入る人々に草那藝之大刀を振り下ろす者なり お前の不正はまもなく白日のもとに晒される
“お前の不正”とは誰の不正なのでしょうか。

そのFAXをすぐにシュレッダーにかけ破棄していた溝端(迫田孝也)は何かを隠している可能性が高いです。
御上のことや3年2組の生徒のことにも監視の目を光らせている溝端には、何か知られたらまずい事実を隠していると考えられます。
溝端は隣徳学院の数々の不正を知っている可能性が高いです。
考察⑤ 御上の本当の敵は文科省ではなく国政?


槙野は御上が教科書検定について展示に関わったことに嫌悪感を示していました。
教科書検定の件については、文科省より永田町(政治家)の方が権限が強いと話していた槙野。
御上は文科省を超えて、国政を司る政治家たちへメッセージを伝えたかったのだと考えられます。
御上の本当の敵は文科省ではなく国政なのかもしれませんね。
対して槙野は、御上の行動は行き過ぎていると考えており、文科省を守ろうとする動きも見えてきました。
ですが、槙野と御上はどこかで繋がるはずだと期待したいと思います!
まとめ
この記事では
・「御上先生」第4話のネタバレ考察について
①黒幕は隣徳学院の古代理事長?
②槙野が訪れたお墓は誰のお墓?
③文科省に対する御上の本当の狙いは?
④謎の人物「倭建命」から届いたメッセージの意味は?
⑤御上の本当の敵は文科省ではなく国政?
についてまとめました。
隣徳学院の生徒と文科省との闘いが始まり、文科省の槙野も動き出しました。
今後のストーリーの展開が楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
「御上先生」第5話のネタバレ考察!御上の兄の宏太はまだ生きている!? についてはこちらをご覧ください
