「御上先生」は未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実に、一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーです。
第6話では、御上の兄の過去や、なぜ御上が隣徳に来たのかが明かされました。
文科省と隣徳と永田町は繋がっていると分かっていながらも、決定的な証拠が見いだせず、奮闘しています。
この記事では、印象的なシーンをもとに「御上先生」の第6話の考察をしてみました!(本文中にネタバレを含みます。)
「御上先生」第6話のネタバレ考察
ここからは第6話のなかで印象的なシーンを見ながら順番に考察していきます。
考察① 御上の兄の宏太が感電死をした理由がヤバい!

御上の口から、隣徳の生徒たちに、御上の兄の真実について明かされます。
学生時代、御上の兄の宏太は、中学から高校への進学で発達障害の人が落とされたということを知ります。
ただ扱いづらいという理由だけで発達障害の生徒を落とした学校への抗議活動をしていました。
署名活動も行っていましたが、当時発達障害があまり認知されておらず、署名はあまり集まらなかったようです。
精神的にも参っていた御上の兄は、ますます孤立していったようです。

御上も兄に対して、周りが兄のことをおかしいと言っていると告げています。
宏太は、家族という心強い存在からも見放されたと感じたのかもしれません。
御上自身も、自分が兄をさらに追いつめてしまったと責任を感じていました。


御上の兄は抗議文を読み、抗議活動を完遂すると言って、さいごに放送室で感電死するという衝撃的な行動に出てしまったのでした。
宏太は自分がやらないと、自分じゃなくなるんだと言っています。
弱者に目を向け、歪んだ社会を変えたいという強い信念を持ち続けた宏太の姿を、御上は追い続けているようです。
考察② 千羽鶴の部屋の主は御上の母の苑子だった!


御上の母の苑子は、宏太の死後、おかしくなってしまい、今は施設に入って過ごしているようです。
兄の宏太が自死してから、御上のことを兄の宏太と思い込んでいるようです。

苑子の部屋の千羽鶴は、苑子が宏太を思ってひたすら折り続けているもののようです。
忘れられないショッキングな出来事を、止められなかった後悔と息子に対する深い愛情を感じます。
考察③ 一色真由美は御上の兄宏太の学生時代の友人だった!

隣徳の養護教諭の一色真由美(臼田あさ美)は、学生時代に御上の兄の宏太の友人でした。
兄の自死という御上の壮絶な過去を知っている一色は、隣徳で問題になっている事実を、当時文科省に勤めていた御上に話したようです。
兄の宏太の意志を引き継ぎ、教育を変えなければならないと感じていた御上に託したのでしょうか。
隣徳は生徒を追い詰めるような状況を作ってしまっているのだと考えられます。
御上は、兄の宏太が起こしたような事件を、今後一切起こさせてはならないという使命感と責任を持っています。
御上は隣徳の不正をあばき、教育を変えて生徒の未来を守ってくれるはずです!
考察④ 椎葉春乃は何をしたのか?

椎葉は両親と死別してから、父方の祖父母の家で育てられていました。
祖父母は和菓子屋を営んでいましたが、祖父は認知症を患い、祖母は祖父の介護で倒れてしまい、和菓子屋は休業へ追い込まれています。
そんななか、椎葉は店の外に出ようとした認知症の祖父を中に入れようとしていました。
椎葉はヤンガーケアラーとして、大変な思いをしているはずです。
祖父さえいなければ、、という思いがあってもおかしくないのでは。。
生理用品さえ買えない、生理の貧困も抱えており、家庭として大きな問題をかかえています。
学校に椎葉に関して連絡があったのは、椎葉が祖父に対して何か手を出したからだと考察します。
御上は自分の生徒である椎葉を守ろうと動き出します。
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まとめ
この記事では、
「御上先生」第6話のネタバレ考察について
・①御上の兄が感電死をした理由がヤバい
・②千羽鶴の部屋の主は御上の母の苑子だった!
・③一色真由美は御上の兄宏太の学生時代の友人だった!
・④椎葉春乃は何をしたのか?
についてご紹介しました。
御上が隣徳学院に来た本当の目的がわかり、ストーリーが動き出そうとしています。
隣徳に隠された不正が全て繋がる日も遠くなさそうですね。
今後もますます「御上先生」に目が離せません!
最後までご覧いただきありがとうございました。