「御上先生」は未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実に、一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーです。
「御上先生」第三話では、学生時代の回想シーンに出てくる青年は御上の実の兄で、放送室で自死したという過去が分かりました。
この記事では、印象的なシーンをもとに「御上先生」の第三話の考察をしてみました!(本文中にネタバレを含みます。)
「御上先生」第3話のネタバレ考察
ここからは第三話のなかで印象的なシーンを見ながら順番に考察していきます。
考察①真山弓弦が国家公務員試験会場で起こした殺人事件について
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真山は国家公務員試験会場で自爆テロを起こそうとしていたが上手くいかず、作戦を切り替えて人を刺すという行為に及んだというものでした。
真山弓弦の、歪んだ社会を変えたいという気持ちが殺人事件を引き起こしました。
御上は、真山の孤独な闘いをよく知っていると思うと言っていました。
御上も文部科学省では教育を変えられないもどかしさを感じ、孤独な闘いを経験してきたと考えられます。
考察②冴島悠子が教師を辞めた真実は?
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神崎が冴島悠子の家で話すシーン。
冴島悠子が隣徳学院の元教師で真山弓弦の母親であることがマスコミにバレたことを神崎が明かします。
神崎は、古代理事長(北村一輝)が本当に冴島悠子へ隣徳の系列塾への出向を打診したかを確かめたかったのです。
冴島悠子はたしかに打診は受けたが出向を拒否し、隣徳が関わる場所に留まっていられないと感じ自主退職したとのこと。
夫から暴力があって居場所がなかったとも話していました。
やはり、隣徳学院の中もしくはバックに大きな闇の存在を感じますね。
神崎は闇を暴こうとひきつづき奮闘します。
考察③文科省による決まり事は実際の教育の可能性を狭めている?
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教科書は学習指導要領を通らないと使えないという事実があり、それを守らなかったゆえに教職を追われたのが、東雲温(上坂樹里)の父親でした。
東雲の父親は中学校の教師でしたが自作の教科書で授業していたことが発覚し教師を辞めざるを得ませんでした。
その後、両親は離婚し父親と別れて暮らしていたようです。
東雲は家庭を壊されたのは文科省の責任だと問題提起していました。
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富永蒼(蒔田彩珠)は、東雲の父親は文科省を通っていない教科書を使ったということだけが問題であり、生徒の生きる力を育む授業をしていたことは中学校学習指導要領に沿っていたことを訴えていました。
御上は自分の頭できちんと考えるように促しており、生徒たちも意識が変わり始めているのが印象的でした。
考察④御上が隣徳学院に赴任した本当の理由は?
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神崎が次元賢太(窪塚愛流)から、御上の過去を知ります。
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それは御上が中学生のとき、御上の実の兄(御上宏太)が放送室で自死していたというショッキングな事実でした。
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御上が隣徳学院に赴任した本当の理由は何でしょうか?
逆襲?それとも他に目的があるのでしょうか?
御上の兄は生前、「個人的なことは政治的なこと」や「ぶち壊さなきゃ」と口にしていたシーンがありました。
それが御上の兄の自殺と関係あるなら、国政を潜む闇への不満が関係している可能性があります。
考察⑤隣徳学院に届いた謎のFAXは誰から送られてきた?
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隣徳学院に何者からか謎のFAXが届きます。
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隣徳はくにのまほろば このくにに平川門より入りし者たち数多あり お前の不正をわたしは観ている 倭建命
という意味深なメッセージ。
“まほろば“とは”楽園“のこと。
“平川門“は江戸城の三の丸の正門であり、場内の死者や罪人などの出口とされていたことから「不浄門」ともいわれているそうです。
国と隣徳学院が裏でつながっており、多くの不正を行ってきたことを表していると考えられます。
御上が知っている大きな闇につながる展開になりそうです。
考察⑥隣徳学院と文科省の間にある闇を暴こうとしているのは御上と槙野?
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槙野は中岡とばったり会い、2人で会う約束を取り付けます。
第2話で中岡が話していた”隣徳のおねだり”のことを聞き出そうとしているとでしょうか。
槙野は御上と同じく、文科省の裏にある大きな闇を追っている可能性が高いです。
また第3話の最後に、槙野がお墓参りに行くシーンがありました。
これは自死してしまった御上の実の兄のお墓で、死に追いやった大きな闇と闘う決意を表していると考えられます。
槙野も御上の兄と学生時代から親交があり影響を受けていたと考えられます。
まとめ
この記事では
・「御上先生」第3話のネタバレ考察について
①真山弓弦が国家公務員試験会場で起こした殺人事件について
②冴島悠子が教師を辞めた真実は?
③文科省による決まり事は実際の教育の可能性を狭めている?
④御上が隣徳学院に赴任した本当の理由は?
⑤隣徳学院に届いた謎のFAXは誰から送られてきた?
⑥隣徳学院と文科省の間にある闇を暴こうとしているのは御上と槙野?
についてまとめました。
御上が隣徳学院に赴任した本当の理由、そして御上と槙野の関係性など、今後明かされていきます。
御上は最終的に教育をどのように変えていくのか、今後のストーリーにも目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。