唯一の日本人男性プロサンバダンサーの中島洋二さん。
日本人離れした顔立ちと筋肉モリモリの体格で、現地の人と間違えてしまいそうです。
ブラジルで毎年開催されているリオのカーニバルに1997年に初出場して以来、28回連続で出場するという驚異の記録を持っています。
この記事では、そんな中島洋二さんのプロフィールや経歴、サンバにかける想いについて調査しました。
プロサンバダンサー中島洋二のWikiプロフや経歴は?

はじめに中島洋二さんのプロフィールをご紹介します。
生年月日 1972年8月(52歳:2025年3月現在)
出身地 神奈川県横浜市
在住 埼玉県
趣味 旅行
職業 ダンサー、デザイナー
最終学歴 武蔵野美術大学大学院空間演出デザイン科卒
配偶者 なし
中島洋二さんの経歴について時系列にまとめてみました(以下)。
・大学ではサークル「ラテン音楽研究会」に所属。
・1995年に生のサンバに触れ、サンバにハマる
・1997年にリオのカーニバルに初出場
・1998年にカーニバルの旗持ちに抜擢される
・2024年に山車を先導するソロダンサーに抜擢される
・2024年放送の映画『はたらく細胞』に出演
プロサンバダンサー中島洋二はハーフじゃない! についてはこちらをご覧ください

ここからは中島洋二さんの経歴について詳しくご紹介します。
1995年の大学3年のときに、本場のカーニバルを見るために友人たちとリオを訪れ、生のサンバに触れたことが、サンバにハマったきっかけだったようです。
「何を血迷ったか、『俺の居場所はここ(観客席)じゃない。あっちだ』って思っちゃたんです」
引用元:AERAdot.
と当時を振り返っていました。

ダンサーが感情を思い切り開放しながら踊りで表現しており、エネルギーを放出している姿に惹かれたんだとか。
帰国し、その1年半後にカーニバルでサンバを踊るという夢を叶えるためにブラジルへ向かいました。
しかし道のりは平坦ではなく、練習会場に行って踊らせてほしいとお願いしても取り合ってもらえなかったり、衣装を盗まれたりなど、いろんな嫌がらせを受けたそう。
現地の人は幼い頃からカーニバルに出ることを夢見てサンバの鍛錬に励んでおり、日本人という部外者が入ってくることを拒んでいたようですね。
中島洋二さんは数々の困難に直面してきましたが、努力を重ね現地の人にも認めてもらえるようになりました。
1997年にはリオのカーニバルに初出場を果たし、翌年1998年にはサンバチームの顔とも言える”旗持ちダンサー”に抜擢されました。
そして2024年に、カーニバルできらびやかに彩られた山車を先導する”ソロダンサー”というポジションを勝ち取りました。
リオのカーニバルの最大のヤマ場は、特別会場で行われるトップ12チームが争うコンテストだそうで、中島洋二さんもこのコンテストに参加しています。
カーニバルの前後3ヶ月は断続的にブラジルに滞在し、それ以外の期間は日本で過ごしているそう。
日本ではお祭りやショーでサンバを踊ったり、サンバなどのダンサーの衣装製作などをしたりして、生活しているそうです。
美大出身の技術を生かして衣装はすべて手作りしており、華やかな羽を買い付けに中国へ行くこともあるんだとか。
また2024年公開の映画『はたらく細胞』にも出演していることも話題になっています!
今後も日本でサンバの魅力を多くの人に伝えていってほしいですね!
プロサンバダンサー中島洋二のサンバにかける想いとは?

「その時にしか生まれない一瞬に、生きる喜びがあるんです」
引用元:AERAdot.
と話す中島洋二さんは、サンバの魅力に取り憑かれた1人です。
そんな中島洋二さんだからこそ、とても悔しい思いをしたことがあったそう。
それはダンサーのポジションを決めるオーディションで起こった出来事でした。
3ヶ月もかけてオーディションは行われますが、中島洋二さんはなんと最終候補に残り、やる気に満ち溢れていました。
しかしこのオーディションは出来レースで、自分が落とされることは最終選考の前に分かっていたというのです。
結果が分かっていたとしても、いざそれが現実になったときは号泣し過呼吸になってしまったそう。
「指がしびれて、手が縮こまって固まってしまい、しゃべることもできなかった。あんなに悔しい思いをしたのは、後にも先にもあのときだけですね」
引用元:AERAdot.
サンバにかける思いが並大抵ではなく、サンバでもって自己表現をしたいという気持ちが溢れているようですね。
そんな中島洋二さんは、カーニバルに30回連続で出場するのが現在の目標のようです!
これからも応援していきましょう!
まとめ
この記事では
・中島洋二さんのWikiプロフィールや経歴
・中島洋二さんのサンバにかける想い
についてご紹介しました。
サンバのカーニバルで生き生きと踊る姿をこれからも見続けたいですね!
今後も中島洋二さんの活躍から目が離せません!
最後までお読みいただきありがとうございました。